自転車にも車体番号があるって知っていましたか?
防犯登録の際や、盗まれた時などに使うのですが…意外と自分の番号を知らないって方も多いのではないでしょうか?
盗難に備えて、しっかり確認してどこかにメモしておくことがおすすめです。
とは言っても、車体番号って何さ?どこに書いてあるの?という方も多いでしょう。
また、それっぽい数字を見つけたけど合っているのかわからない…なんて方もいるかと思います。
はたまた、頑張って探したけれども見つけられない!なんて方も。
今回はそんな車体番号にまつわる話を見ていきましょう。
自転車の車体番号ってどこにあるの?
車体番号ですが、自転車のどこかに刻印されている番号です。
どこか…というのはメーカーや車種によって違うんですよね。
大抵の車種では下記のどこか、というケースが多いですよ。
・フレームのタテパイプ
・ボトムブラケット下部
・サドル下
シティサイクルですとヘッドパイプかタテパイプの事が多いですね。
スポーツサイクルですと、ボトムブラケット下という事が多いように思います。
言葉だけじゃわからない!って方にはこちらの画像が非常にわかりやすいです。
出典:Challenge21(リンク切れ)
上の画像の右側がヘッドパイプ部分、左側がタテパイプになります。
下の画像がボトムブラケット下部ですね。
日本で売っている自転車のほとんどがこのように刻印となっており、シールというのは非常に稀です。
カーボンのフレームとかですと削れないので、シールだったりしますが…日本で売られているものはシールの上からクリア塗装されていることが多いですね。
車体番号の表記例を紹介!
車体番号の表記例ですが、各メーカーによってまちまちとなっています。
何桁とかそういった決まりはないのかと思われますよ。
ですが、大抵のメーカーでアルファベットと数字の組み合わせとなっています。
メーカー毎に任意の番号を付けていますので、もしかしたら同じ番号というのは存在するかもしれません。
しかし、「このメーカーのこの車種」とまで絞れば同じ番号は存在せず、自転車を特定することが可能となっています。
ちなみに、私のビアンキのクロスバイクはこんな感じでボトムブラケット下部にあります。
一応固有番号ですので、下2桁以外はモザイクをかけさせて頂きました…。
「xxxxxxxx70」と10桁になっています。
そして頭2桁がアルファベット、それ以外は数字の組み合わせとなっていますよ。
車体番号と間違えやすいのが防犯登録番号!
こちらはオレンジのシールで、8桁の数字と管轄の警察署名が書かれています。
モザイクかけさせて頂きましたが、画像の上に写っているオレンジのシールがそうですね。
車体番号が無い!そんな時はどうする?
車体番号が無いというケースですが、極稀にあり得ます。
ただし、大抵の場合は見つけられなかっただけ…ということが多いですよ。
改めて先ほど紹介した箇所を見てみて下さい。
オーダーメイドのフレームや、海外のフレームなどで車体番号が無いということは実際あり得ます。
車体番号が無いと防犯登録が出来ない…なんて噂もありますが、実際のところは可能ですよ。
その場合は自転車の持ち主であることを証明する必要がありますので、販売証明書と身分証明書が必要となることが多いです。
譲ってもらった場合などは譲渡証明書ですね。
やっかいなのが中古で購入したケース。
と言うのも削られている可能性があるからなんですね…。
なぜ中古の自転車の車体番号が削られているのか…。
それは削った人間にしかわかりませんが、盗難車の可能性があるということです。
先ほど紹介したように車体番号が無くても防犯登録は可能ですが、自転車の持ち主であることを証明する必要があります。
言い換えれば盗難車ではない証明ですね。
車体番号を削られている場合は、この証明が非常に難しく防犯登録を断られるケースもあるようですね。
防犯登録をしていないと、警察に呼び止められた際にも非常に面倒です。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
自転車の車体番号は本文内の4ヶ所のどこかにあることが多い
車体番号はメーカーによってまちまち
車体番号が無いということも稀にある
大抵の場合は車体番号を見つけられないということが多いです。
ヘッドパイプ、タテパイプ、ボトムブラケット、サドル下のどこかにあることが多いので、しっかりと見て下さいね。
汚れて見えないことはあっても、刻印が消えてしまうということは考えにくいです。
海外メーカー品とかですと無い場合もありますが、それ以外では削られた可能性も考えてみて下さいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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